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工事会社選定のポイント
「そろそろリフォームを考えたいな・・・」そう思っている方が最初に悩むのは、リフォーム業者選びではないでしょうか。業者選びは、リフォーム成功の一番大事な鍵です。納得のリフォームにするためにも、ぜひ参考にご覧ください。
地元の会社を選ぶ
地域の特性をよく理解している地元の業者さんにお願いすることがおすすめです。その土地の風土や住宅環境は地元の方でないとわからないことも多く、個々に合わせた的確なプランを提案してもらえるメリットがあります。
施工後のケアも相談しやすく、すぐに現場に駆けつけてもらえるので対応も素早く安心です。
コミュニケーションを大事にする業者を選ぶ
工事の担当者は現地調査から見積り・契約・工事管理、完了確認まで、一貫して行なってくれる業者が理想的です。
工事が始まってからも、担当者がしっかりと施主様とコミュニケーションを取り報告や相談をしてくれると、より一層リフォーム完成後の満足度や安心感が違います。打合せの際に、コミュニケーションを大切にしてくれる担当者かどうかも業者選びのポイントとしてチェックしましょう。
また、実際に工事を行う職人についても、挨拶やマナー、近隣への気配りができるかどうかなどを担当者に確認しておくと良いでしょう。
人工（にんく）を確認する
人工（にんく）とは、工事などの作業者を要する場所で使われる用語です。一般の方はあまり使われない言葉だと思いますが、簡単に説明すると、ある作業に入る職人の数という意味です。例えば、「ある作業を1日で完了させるには、３人工必要です」と言うふうに使います。反対に1人で3日かけて作業を終わらせる場合も3人工と数えます。
ここでポイントなのは、工事費用の大部分を占めるのは人件費(人工)であるということです。
一般的に、丁寧な工事をするならば必ず必要な人数というものがありますが、儲けを意識した業者は、人工を削って工事をするところもあり、仕上がりが粗悪なものになったり、後々トラブルにつなることもあります。
つまり丁寧な工事をするには、しっかりと人工を入れて作業するかどうかが大切なポイントです。リフォーム業者を選ぶ際には、業者がどれくらいの人工で作業をするのかを事前に確認することはとても重要です。
塗料の知識が広く状況に応じて使い分ける業者が安心
塗料は日本のメーカーが世界でトップクラスです。日本ペイント、SK科研、関西ペイント、日本特殊塗料、大日本塗料、菊水、水谷、等の大手製品が品質・耐久性ともにおすすめです。
現在、一般住宅はシリコン系が主流ですが塗料の種類によって価格や耐久性がちがってきます。良いリフォーム業者は、建物の材質、部位、環境、下塗り、上塗り等に応じて使い分けています。
「一律格安価格」を謳う業者には慎重に
リフォームを考えた時、一番気になるのは工事費用がいくらくらいかかるかと言うことではないでしょうか？
数件見積もりを取って比較する方が多いと思いますが、中には他と比べて大幅に格安な広告や目につくこともあります。確かに格安であることは魅力的に感じてしまいますが、価格だけで判断するのはおすすめできません。
リフォームといっても、外壁や屋根の面積、築年数、劣化状態、附帯部分、附帯工事等の条件がそれぞれ異なり、材料も手間も状況に応じて使い分ける必要があります。
その為、一律で価格を決めることは難しく、格安で請け負うにはそれなりのコストを削っている理由があります。安いことだけが決め手になることは避けた方が良いでしょう。
訪問営業で契約を即決することは避ける
リフォーム業者の中には突然自宅へ訪問し、「壁が傷んでいますよ」「このまま放っておくと雨漏りしますよ」など、不安を煽り営業してくるところもあり、こういった業者には注意が必要です。不安な言葉を並べられると、つい冷静な判断ができなくなってしまい言われるがままに契約をしてしまうケースもあるからです。
元々リフォームを考えている場合はもちろん、訪問業者から勧められた場合も、まずはすぐに決めることはせず、他の業者とも比較し、内容が適切であるかどうかを検討することが大切です。
